常識 直観 頼るのはどっち!?

常識 直観 頼るのはどっち!?

『越境トーク』~「未来を生きる子どもたちにいま何を教えるべきか」~

【ジャパニーズクラフトウイスキーづくりへのこだわり】

-11-4ガイアフロー:中村社長-

 

越境トーク第11弾は、

「ジャパニーズクラフトウイスキーをコンセプトに、日本人のものづくりのDNAを感じさせるウイスキーを世界に送り出したい」という想いで、2016年に「ガイアフロー静岡蒸溜所」をつくられた社長さんのお話です。

 

これまでにウイスキーづくりへのこだわりについてお話を進めてきました。

最後に、中村社長に、仕事で大切にしていることを尋ねてみました。

 

仕事で大切にしていること

 

『 自分が思った事を大事にすることです。

思いついたり考え付いたりしたことを、いかに形にして取り入れていくかということです。


私はアイデアマンという言われ方をしますが、元々この業界にいたわけではないので、しがらみもなければ常識もないです。

故に、恥じらいや体裁がないので、新しいことをやって仮に失敗をしても仕方がないで終わることができます。


歴史や伝統に縛られているとできませんが、ある種無謀なこともできます。


だから、静岡杉を使った木桶、薪を使う直火の蒸溜、地元の大麦の使用など前例がないことができます。

国産の大麦を使うことも、コストが2倍以上かかるので通常やりません。

思いついたことややってみたいと思ったことを、あまり深く考えずにやることによって、他と違うことができると考えています。

 

ジャパニーズウイスキーをつくることにこだわりたいので、原材料も国産のものを使いたいと考えることは自然です。

そこまでウイスキー業界ではなされていないので、自分は試してみたいと思います。

 

お金の計算がないわけではないですが、(お金よりも)いろいろなことに挑戦してみて、そこから出てくる特徴を最終的には強みとしてつくっていけたらいいと考えています。

 

 

直感はこっちなんだけれど・・・

 

『 私は、子どもの頃から、SFやファンタジーが好きです。

要するに、空想すること、イメージすること、可能性を考えることが好きなのです。

 

「馬鹿げてる」という感覚は脇に置き、思いついたことは何でも言ってみる。

常識や制約、前提条件を崩したり変えたりすることをよくやっています


周りからは「そんなことできるわけない」とよく言われますが。(笑)

 

私は、大学までは好きなことをやって生きてきました。

しかし、いざ就職して仕事をするようになると、好きなことを忘れて仕事に人生をささげるようになってしまっていました。

自分が何が好きだったのかさえ思い出せなくなってしまうほど、日々に忙殺されていました。


いまは、(お金儲けではなく)好きだからやることを大事にしています

 

損得勘定で判断すると判断を誤ることが往々にしてあります。

損得で考える場合は、極めて常識的な判断、レベルが浅い判断しかできていません

 

直感的にこっちの方が良いように思うけれど、
普通に考えたらあっちだよね
「あっちの方が賢い選択だよね」という判断をよく見ます。

 

こっちの方が良い感じはするんだけれど説明ができない

あっちの方が賢い判断で、何かあってもみんなが納得するような決断だと思う。


→→こういう判断は、案外良い結果を生まないことが多いです。損

得やリスクというレベルで判断すると失敗すると思っています。

(※中村社長の言葉はここまでです)

 

 

 

世の中で正しいとか常識だとか言われてきたことに従って事を進めることは、波風が立たないわりに、気が進まないことがあります。

こんな時、勇気をもって自分のイメージや直感に従って事を進めることができるかどうか、こういった選択はこれからの時代珍しいことではなくなるのだろうと思います。

 

 

300年後をイメージして今を考える

 

中村社長は、自分の核の部分を大事にしてほしいと言います。

中村社長自身、今も昔も好きなSFの世界を大事にしています。

 

SF・ファンタジーとは、未来をイメージすること。

蒸溜所もまったくないところからイメージをしてつくり、そして蒸溜所の300年後をイメージして、今を創っているという中村社長。

 

夢は、静岡という名前が入ったウイスキーがリオデジャネイロのイパネマビーチで飲まれていることだと話してくれました。

意味は、「地球の反対側でも静岡のお酒が飲まれ、静岡に行ってみようと思ってもらうこと」と語ります。

 

世界中で静岡蒸溜所のウイスキーが親しまれ、世界中から静岡に人が集まってくる、そんな素敵な日が来ることが予感されます。

 

 

静岡蒸溜所のオンリーワンウイスキーが世に出る【2020年】が待ち遠しいです。

 

 

 

今日の話が、あなたの気付きになれば幸いです。


「未来を創る子どもの先生」が育つ環境を創っていくために。
志と情熱のある方々と、ご縁で繋がっていけたら幸いです。

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