会社の風土を変える「ねじガール」がもつチカラは?

会社の風土を変える「ねじガール」がもつチカラは?

『越境トーク』~第一線を走る社長さんが、仕事で大切にしていること~

【21世紀をリードする切磋琢磨とは?】

- Vol.7-5 興津螺旋株式会社:柿澤社長 -

 

 

ねじガールから学ぶこと

 

柿澤社長の決断と、ねじガール1号の頑張りや成功があり、現場で活躍するねじガールがその後増えていき、その結果興津螺旋は女性の割合が多い会社になりました。

さらに、ねじガール効果はそれだけではなかったようです。


『 
新入社員が4月に入社し、12月までに機械を5台担当できるようになると相当優秀だという尺度をもっています。

これまでに男性社員ですら、入社したその年に5台担当できるようになった例はほとんど見ていません。

ところがねじガールは、ほぼ5台を担当できるようになってしまいます。


ねじガールは、(自分が現場に入ることを理解してくれた)会社や家族に感謝の気持ちをもってスタートラインに立ちます。

だから、本人も早く一人前にならなければと意欲的にどんどん仕事を覚えていくのです。


仕事を教える立場のベテラン男性社員は、教えたことをすぐに習得するねじガールに「教えがいがある」と喜ぶ一方で、貪欲に質問してくる彼女たちの勤勉さに圧倒されることもあります。

 

ブラック企業という言葉がありますが、うちはその逆で、
私、これできるようになるまで今日は帰りません!
とねじガールが言います。


とても勉強家であり、その上、そのまま技術資料として使えるような、イラスト入りのまとめ方をして覚えていきます。


ねじガールを見ていると、
勉強の仕方を知っているかどうか」
そして「マインド(意欲)が大事だ」
ということを改めて痛感させられます。

 

 

ねじガール効果


ねじガールはどんどん成長していきました。

元々意識が高い上に、女性特有の正義感も強いため、おかしいことを「おかしい!」と、声に出して言い始めました。

「甘い仕事をしない」という強い想いをねじガールたちから感じます。

 

実は、ねじガールの出現、活躍により、廃棄不良率(不良品が出る割合)が半減しました。

製品の品質が上がり、クレームも減りました。

元々市場からの品質評価は(同業者に比べて)高かったのですが、
ねじガールが活躍するいま、品質評価はさらに向上し、ものすごく高い評価になっています。

 

 

興津螺旋の製品は、建築建材向けが多かったのですが、
いまは産業用ロボットや自動車など、さらに品質要求が厳しいところにもたくさん出荷するようになっています。

 

ねじガールの登場により、会社に新たな血が流れ始めたと実感しています。


ねじガールのマインド(意欲)、正義感、まじめさ、勉強の仕方を知っていることなど、ねじガールのもつ強みが会社の風土を変えていきました(ここまでが柿澤社長の言葉です)

 

 

意欲、正義感、まじめさ、そして勉強の仕方は、子どもたちが幼い時期から、家庭教育と学校教育で身に付けさせるチカラです。

こういった人間形成の基礎として育てているチカラが、将来社会に出た際、個人にとっても、チームや会社にとっても、とても大きな力になるのだということを痛感します。

 

 

今日の話が、あなたの気付きになれば幸いです。


「未来を創る子どもの先生」が育つ環境を創っていくために。
志と情熱のある方々と、ご縁で繋がっていけたら幸いです。

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