子どもに付けたいチカラ「失敗の経験値」

子どもに付けたいチカラ「失敗の経験値」

『越境トーク』~「子どもにつけたい再現性のあるチカラ」を考えました~

【これからは、固定概念にとらわれず何事にもチャレンジしていく時代】

- Vol.6-5 benefitea株式会社:西沢社長 -

 

既成概念にとらわれず、自分で考えてみることを大切にしている西沢社長。

6回シリーズの第5話、「子どもにつけたいチカラ」について、前号でお伝えした「創造力を育てる秘訣」に続いてお伝えします。

 

西沢社長は、子どもたちに付けたいチカラとして、失敗する経験値をもつことをあげました。

 

何でもやってみること、そして、結果を経験値にしていく

『 大学時代の先生の教えから、
「(チャンスが隠れているかもしれないから)隠れて見えないところこそ見逃してはいけない」
と常々思っています。様々なところにチャンスはあると思い、常にアンテナを高くしています。

さらに、アンテナに引っかかったことをやるだけではなく、チャレンジしたことを分析し、良い悪いの判別ができるようになるために、経験値が必要です。

やってうまくいったこと、やってうまくいかなかったこと、両面が経験値であり、その後に生きるものだと考えます。

 

そういう意味から、ほとんどの書籍(ビジネス書)には成功談ばかり書かれていますが、むしろ「こうしたら失敗した」という失敗談が貴重 だと、私は思っています。

子どもにとって、失敗は財産です。

子どもがどんどん失敗ができる環境を大人がつくらなければならない ですね。

 

目に見えない白線がある

西沢社長がいう「失敗ができる環境」は、私もとても大切だと思いますが、日本は失敗を事前回避させる傾向が強いと、私は思っています。

安全管理はもちろん大切ですが、いまの世の中は、必要以上に危機管理が求められ、子どもたちに思う存分やりたいと思うことをやらせていないのではないかと思う側面があります。

「白線より後ろに下がってください」

駅構内でよく聞く言葉ですが、私は、日本は生活の中にも見えない白線がたくさん引かれていて、安全が確保されているところがあると思っています。

これは英国に暮らした時の経験からです。
英国では見えない白線が少ないため、「自分で考えて(判断して)動かなければならない」という当たり前のことを痛感することが度々ありました。


見えない白線は、安全安心が確保され、とてもありがたいのですが、半面自分で考える機会を奪い、挑戦や冒険を回避させることにもつながっていると思います。

 

失敗できる環境とは、子どもがやりたいということを何でも無責任にやらせることではもちろんありません。

子どもの後ろに常にいながら、子どもがやってみたいと思うことに挑戦させ、結果を一緒に受け止め、一緒に考えること、つまり見届けがきちんとあるということです。


子どもの挑戦を温かいまなざしで見届け、豊かな失敗の経験値を増やしてくれる大人が増えると良いなと思います。

 

 

今日の話が、あなたの気付きになれば幸いです。


「未来を創る子どもの先生」が育つ環境を創っていくために。
志と情熱のある方々と、ご縁で繋がっていけたら幸いです。

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