越境トーク第2弾 ~3代目社長が新たな挑戦をやり抜けた原動力は~

越境トーク第2弾 ~3代目社長が新たな挑戦をやり抜けた原動力は~

『越境トーク』~「子どもにつけたい再現性のあるチカラ」を考えました~

- Vol.2-2 製品開発に挑戦し新たな事業分野を開拓した社長さん -

 

 

寝具やウレタン加工のメーカーから、医療機器という新たな分野へ事業を転換した井木社長。

 

研究開発という分野について、井木社長は次のように語ってくれました。

研究開発は、必ずゴールにたどり着ける(製品開発が成功する)保障はありません

まるで真っ暗闇の中を見えないゴールに向かって進んでいるようなものです。

開発をしていると、大きな壁に当たり、くじけそうになることも度々あります。」


「しかし、必要だと思われているのだからやるべきだと、

自らを奮い立たせて開発を続けています。

ユーザーのためになる製品をつくる、そして、ユーザーの笑顔をつくる、

これが自分たちのモノづくりの原点です。

苦しくなると、いつもこの原点に戻ります。」

 

丸井商事は、2013年にNHKの番組に特集されました。

「東海モノ語り」という番組で、

井木社長らの製品開発やRAKUDESの製品が取り上げられ、

『お年寄りに快適な姿勢を』というタイトルで放映されました。

 

井木社長は、番組で放映された内容が、自分たちが戻る原点だと言います。

壁にぶち当たってくじけそうになると、録画を見るそうです。

 

録画を見ると、

自分たちは必要だと思われているからやっているのだ」と

原点に返ることができ、また頑張ろうと勇気が湧くと言います。

 

 

井木社長は、商品開発について、次のように語っています。

 

「本来であれば、10年スパンくらいで行っていきたいというのが本音です。

ところが、現在は変化が激しく、中でも医療分野は、技術の進歩が速いため、

要らなくなる商品、新たに必要となる商品が目まぐるしく変わります。


変化に遅れないことが、事業を成り立たせていく上で大切です。

変化に敏感になるには、ユーザーの声を大切にすることです。

常にユーザーの声を反映させて、製品づくりを行っています。


このため、定期的に施設に足を運び、

自分の耳で直接ご老人や介護スタッフの声を拾い、

自分の目で直に状態を見て、情報を集めます。」

 

 

3代目社長として、常に先を見ながら新しい分野に挑戦している井木さん。

変化の激しい産業界では、うまく事が運ばないことの方が多く、

苦しい場面に何度も遭遇しているはずです。


しかし、井木さんは、満面に笑顔を浮かべながらワクワクした様子で、

製品開発のお話、お年寄りの表情の変化などを語ってくれます

 

苦しい場面を乗り越えられるエネルギーの源は、

「ユーザーが待っている」、「自分たちは必要とされている」という

確固たる信念からだと思います。

 

 

井木社長のお話を聴いていると、

井木社長が愛他主義(⇔利己主義)の精神だからこそ、

苦しい場面を何度も乗り越えていけるのだろうと、実業家のあり方の大切さを感じます。

愛他主義(自分を犠牲にしてでも他人の幸福を第一に考える考え方)は

利他主義(自己の利益よりも、他者の利益を優先する考え方)に近い考えです。

 

 

 

(続きは、また明日配信します)

 

今日の話が、あなたの気付きになれば幸いです。


「未来を創る子どもの先生」が育つ環境を創っていくために。
志と情熱のある方々と、ご縁で繋がっていけたら幸いです。

0