越境トーク第2弾 ~3代目社長の新たな分野への挑戦、苦難を乗り越える姿勢~

越境トーク第2弾 ~3代目社長の新たな分野への挑戦、苦難を乗り越える姿勢~

『越境トーク』~「子どもにつけたい再現性のあるチカラ」を考えました~

- Vol.2-1 丸井商事:井木社長 -

 

越境トーク第2弾は、3代目社長として、新たな分野を開拓して会社を発展させてきた
『丸井商事:井木社長』にインタビューした内容をお伝えします。

 

【三代目社長ストーリー】

 

丸井商事は、昭和32年に現在の井木社長の祖父が、

クッション、ぬいぐるみ、枕を製造販売するメーカーとして創業されました。

創業以来、寝具やウレタン加工のメーカーとして会社は運営されてきました。

 

しかし、井木社長が会社を継いでからは、
中国が力をつけてきたため、
品質と値段で勝負ができなくなり、
採算が合わなくなってきました。

 

会社として、大きなピンチの時を迎えました

 

そんな会社がピンチの状態の時に、
これも井木社長の(ひたむきに頑張る誠実さが引き寄せた)運なのか、
介護施設から「助けてほしい」と、声がかかったと言います。

 

「円(えん)背(ぱい)(背中の丸まりが増加した状態)」
「褥(じょく)瘡(そう)(一般に床ずれ)」
などで苦しんでいるお年寄りのために、
状態を軽減するような寝具をつくれないかという要望が、
介護施設から入りました。

 

これから日本は、高齢化社会を迎える時代に突入する、
こういったお年寄りが抱える問題はさらに増えていくだろう
と、井木社長は考えました。

 

また、井木社長自身も、施設で円背や褥瘡で苦しむお年寄りの姿を直に見て、
なんとか支えたいという想いが湧き上がっていました。

 

早速、クッションや枕の「形」や「生地」を変えるなど、試作を始めました。

しかし、問題を解決するような製品をつくるまでには、なかなか至りません。

 

そこで、県工業研究所にも協力を依頼し、
科学的データを基にしながら、研究開発の日々を送りました。

元々丸井商事がもっている素材や加工技術に加え、
人間工学等の知見ノウハウを融合して、製品開発を行っていきました。

 

そして、とうとう、
褥瘡を解消する「ポジショニングクッション」
車いすで生活する円背の姿勢を支える「腕置きクッション」
を製作しました。

 

背中が丸くなり、身体が硬くなってしまった人が、腕置きクッションを使うことで、
姿勢が改善され、手を伸ばすリハビリ効果があることも確認されました。

 

円背に苦しむお年寄りたちは、
身体が固くなってしまったせいで、表情までも硬くなってしまっていました。


ところが、このクッションを使うことで、身体が伸びて楽になったことから、
気持ちも和らぎ、表情が明るくなり、笑顔が見られるようになったといいます。

 

開発したクッションは、お年寄りに快適な姿勢をもたらすばかりではなく、
笑顔を取り戻す画期的な製品となったのです。


苦しんでいたお年寄りの方たちの表情が、こんなにも変わるものなのかと、
井木社長は、笑顔がとても嬉しかったと言います。

 

それ以来、井木社長は、老人介護施設に赴き、介護現場から声を集め、
要望に応じた製品の研究開発を続けています。


また、会社は、医療機器という新たな分野へ事業を転換し、
RAKUDES(ラクデス)という自社ブランドも立ち上げました。

 

井木社長の想いは、また明日お伝えしていきます。

 

(続きは、また明日配信します)

 

 

今日の話が、あなたの気付きになれば幸いです。


「未来を創る子どもの先生」が育つ環境を創っていくために。
志と情熱のある方々と、ご縁で繋がっていけたら幸いです。

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