「未来を生きていく今の子どもたちに、大人は何を教えるべきだろう その2」

「未来を生きていく今の子どもたちに、大人は何を教えるべきだろう その2」

『越境トーク』 - 社長インタビュー Vol.1-6 -

 

一昨日、子どもたちに付けたい再現性のあるチカラ(3点)の1つ「ア 伝えるチカラ」をお伝えしました。

今日は、残る2点「イ 失敗から学ぶチカラ」「ウ 尖ったチカラ」をお伝えします。

 

イ 失敗から学ぶチカラ


子どもたちが何かに取り組んだ後、結果が出るわけですが、
「成功」か「失敗」かで表現することが多いと思います。

 しかし、結果はあくまでも「出来事」であり、
それが成功なのか、失敗なのか、価値付けているのはその人です。


よく言われるエジソンの逸話でも、
エジソンは、1万回の実験を失敗とは考えず、
うまくいかない方法を1つずつ確認していったのだと言っています。


子どもたちが、出来事や結果から何を学び取るのか、
周囲の大人がどのように子どもの目の前を照らしてやれるか、
大人の導き・コーチングが腕の見せ所です。


失敗から学ばせる
「いわゆる失敗」した子どもに、「失敗から学ばせる」ために意識していることがあります。

 例えば、
「友達と追いかけっこをしていて何かを壊してしまった」
「子どもが約束していたことを守らなかった」
などのような場面です。


それは、

「どうしてそんなことをしたんだ?」と問う(責める)のではなく、

「どうしたら、そうならないかな?」と問う(考えさせる)ことです。

 

前者は、「過去を問う質問」
後者は、「未来を問う質問」 になっています。


過去を問う質問は、責められている感があります。

未来を問う質問は、一緒に考えようとする姿勢が伝わります。

 

 皆さんは、子どもとの会話の中で、どんな問い方をしていますか。


失敗をしても、フィードバックして次に活かすことを見つけることができる、
こうした「失敗から学ぶチカラ」は、周囲の大人の質問力で醸成されますね。

 


ウ 尖ったチカラ  (参考書籍『強みを活かす』(曽山哲人著))


終身雇用制度で、安定していた時代は、どこに行っても通用するように、
欠点を無くし、角を落として丸く丸く子どもを育てていました。

 言われたことがきちんとやり遂げられる、素直、協調性がある・・・

 こういった人材が求められていました。


ところが、いまの時代、

尖っているくらい特徴があった方が良いと言います。

 

サイバーエージェントで人事を担当する曽山さんは、著書『強みを活かす』の中で、
「差異こそが価値を生む」と言っています。

 

「・・・今は、変化が激しく予測できない時代。

普通にやっているだけでは生き残れません。

個性がある人の強烈な強みと、別の人の強烈な強みを活かして、

強みを重ね合わせてチームとして勝負していかないかぎり、

いえ、それでも勝ち残れるかわからないような時代です。

足りないところや課題ばかりに目がいって、

それらを直すことばかりやると、どんどん平均化してしまう。

残念ながら、平均的な人がどんなに増えても、

平均かそれ以下の仕事しかできません

差異が価値を生むと信じて、一人ひとりの「尖っている部分」を大事にして、

さらにどうやってもっと伸ばすかを考える・・・」

 

 人は足りないもの、できない部分(課題)に目が行きがちです。

 しかし、もっと尖った部分、強みを見つけて伸ばすことを意識して

 子どもを見る目を養い、教育を展開していくことが、

 とても重要だと改めて実感します。

 

本日の画像ですが、「なぜ石垣なの?」と思われた方もいらっしゃると思います。

 石垣は、いろいろな形の石を組み合わせることで、コンクリートの壁よりも
大きな強度を持つと言われています。

 ドラッカーは、「組織とは、人の強みをつなぐもの」と言っています。

 このような想いから、石垣を本日の画像に使いました。

 

 

「越境トーク」第1弾として、
 ナルテック株式会社の田島社長さんのインタビュー記事を
6日間にわたってお伝えしてきました。

次回は、「3代目社長さんの苦悩」をお伝えします。

 

 

今日の話が、あなたの気付きになれば幸いです。


「未来を創る子どもの先生」が育つ環境を創っていくために。
志と情熱のある方々と、ご縁で繋がっていけたら幸いです。

 

 

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