『目標の達成 は 捨てること から』

『目標の達成 は 捨てること から』

 「あなたの行動は、足し算ばかりになっていませんか? 

  引き算できていますか?」


仕事上でよく言われる「スクラップ&ビルド」について、
今日は、「引き算の大切さ」についてお話を進めていきたいと思います。


以前ある著書を読んでいて、「ビジネスで成果を上げている人は、早起きだ」と、朝方の習慣をもつことを知りました。

「よしっ!自分も朝5時に起きて活動を始めるぞ!」と意気込み、朝のメニューを決めてチェックリストまで作り、目覚ましをセットして、いざ始めます。

 

ところが、3日と続きません。

皆さんも、目標を立ててもなかなか続かない、そんな経験がありませんか。


よく、「覚悟が足りない」と言いますが、覚悟とは精神論ではなく、
「やること」を決めたら、同時に「やめること」や「捨てること」も決める、
「やめる覚悟」「捨てる覚悟」のことだと、私は考えます。

 

 

「目標達成は 捨てることを 決めること」

 

ここで皆さんに質問です。

「よしっ!〇〇するぞ!」と決めること、俗に何と言いますか。


➡ そうです、「決断する」と言います。


では、「決断」とは、漢字でどう書きますか。


➡ そうです、決めて、断つと書きます。


決断するとは、断つこと。

捨てることや、やめることを決めることだと考えます。

 

先述した早起きを例にすると、早起きをすると目標を立てるだけでは足りないのです。

例えば

「睡眠時間を確保するために、これからは、1時間早く11時までに寝よう。そのために、夜のネットは繋げない」とか、

「これまで7時間睡眠時間をとっていたけれど、6時間に減らそう」など、

早起きをするために、無くなるものも必ずあるはずです。


つまり、「早起き」という習慣を手に入れるために、足し算ばかりではなく、
捨てることを決め、引き算することが大切なのです。

 

 

「金を獲るために 捨てる」


先日オリンピックフィギュアスケートで連覇を果たした羽生選手。

連覇の要因は数々あると思いますが、私は、羽生選手が語った、

「平昌で金メダルを獲るために、いろんなものを捨ててきた」

という言葉に注目しました。


「金メダルを獲るために、捨てる」

まさに羽生選手は、どこかの段階で「決断」をしたのだと思います。


羽生選手は、ソチオリンピックで金メダルを獲ったのち、

改めて平昌を目指した時、単に「平昌でも金メダルを獲る」と、

目標を掲げただけでなく、

同時に、平昌への過程における「捨てる覚悟」も決めたのだと思います。


現に羽生選手は、

練習や大会を優先するため、大学の単位が足りなくなって留年をしています。

また、現状に甘んじていてはダメだという思いから、

思い切ってプログラムを構成するチームを解散し、振付師を変更しています。


こうした目標に近づくための「捨てる」行動をとっているのです。

だからこそ、目標に迫ることに専念できたのだと思います。


羽生選手の逸話から、改めて「捨てる覚悟」は大事だと痛感しました。

 

 

「大切なことはスクラップ」

 

変化の激しい社会の中で、

教育の世界もどんどん変革していかなければなりません。

どの仕事でもそうなのかもしれません。


変革する上で、スクラップ&ビルド】が大切なポイントの1つとしてよくあげられます。

私たちが学校をより良くしていこうと考えた時、

往々にして、「あれしてみよう」「これしてみよう」と、

ビルドが先にくる傾向があります。

足し算です。


「あれしてみようよ」→「あっ、それいいね、やってみよう」と、

足し算は案外周囲の同意も得やすいのです。


ところが、やることがどんどん増えてきて、だんだん回らなくなり疲弊します。


実は、大事なことは「スクラップ」つまり壊すことや、廃止することです。


しかし、スクラップするために、

周囲の賛同を取り付けたり、続いてきたものをなくしたりする行為は、

結構難しいのです。


でも、変革するのなら、このスクラップから逃げてはいられないのです。

スクラップするために、

目指す方向性を明らかにした上で、全体を見渡して、

その方向性に合わないものは、取捨選択して捨てる。


そうやって引き算をすると、時間や発想に余裕ができて、

目指す方向に無駄なく突き進むことができる、

私はそう考えますが、いかがでしょうか。

 

どうですか? あなたは仕事でも、プライベートでも、目的を達成するために、

引き算をしていますか?

いま、自分に必要なもの、大切なものをしっかりと見極め、

捨てるものを見つけてみましょう。


そして、「決断」することです。

 

 

 

 

今日の話が、あなたの気付きになれば幸いです。


「未来を創る子どもの先生」が育つ環境を創っていくために。

志と情熱のある方々と、ご縁で繋がっていけたら幸いです。

 

 

 

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